再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
たとえばこの波平のテーマ。
自力で弾けないパートをただXGサポートで流すだけでも成立するけど、それだとただメロディを弾くだけになってしまうので、エレクトーンの自動伴奏機能をフルで使って再現したい。
YAMAHAが取説など出してくれているわけではないので
こちらのサイトを教科書にさせていただいています。
この曲はまず
・メロディ(リコーダーなど) ・エレキギターのカッティング ・バッキングにエレピがうっすら ・特徴的なベースライン ・ドラム |
でできている。
これを弾くには…
ドラム →似たパターンがエレクトーンにないので(あればアセンブリで呼び出せばOKなので)、自分でプログラムする。 メロディ →右手で弾く。 左手→ギター 頑張ればそのまま弾けないこともないけど、プログラムする。 エレピ →曲の印象に一番影響しないし、再現しにくいのであきらめる。。 ベース →とても足鍵盤で弾けるパターンではないので、これもプログラムする。 |
プログラムはStandard midiファイルで。
決まったマーカーがついていて拡張子が.styで、 フォーマット0のStandard midiファイルはスタイルファイルとして認識される。 スタイルファイルというのはヤマハ独自の自動伴奏の企画。 エレクトーンだけじゃなくてクラビノーバとかにも共通。 |
ということで、まずはMIDIデータの用意。


こんなパターンなどを打ち込む。
エクスクルーシブやコントロールチェンジは必要ない。あとでエレクトーン側で設定、調整するため。
★小節の間は開けなくてOK
★デュレーション注意 次の小節にちょっとでもデータがかぶる長さにすると、次の小節頭でも発音してしまう
MIDIデータ作成上の注意
【MIDIチャンネルの指定】 9ch アドドラム 10ch メインドラム 11ch ベース 12ch コード1 13ch コード2 14ch パッド 15ch フレーズ1 16ch フレーズ2 に対応。 |
【保存】 作成したStandard MIDIファイル(.midなど)の拡張子を .sty に変更。 Standard MIDIファイルはフォーマット0で書き出す。 フォーマット1だとエラーで読み込まない。 デジパフォの場合の挙動だけど、もし何も接続してなくても、アウトプットポートをなにか設定しておかないとだめ(ポートなしではだめ)データが空っぽになってしまう。 |
できあがったスタイルファイルはUSBメモリ経由でD-DECKへ。
これをエレクトーン側のプログラム>新規リズム>ファイル で読み込む。
音色を選んだりバランスを整えて、スタイルのできあがり。保存も忘れずに。
これをフィンガードコードモードかカスタムA.B.C.モードで使用する。
これでも足りない、どうしても鳴らしたいパートは
XGサポートで鳴らす。
おつかれさまでした。